「経験こそ最大の学び」|“やってみる”こと価値とは?経験が一番大切?

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皆さん、新しい経験していますか?

今回は、日々感じたこと、思ったことについて書いていこうと思います。

第1回目は「経験が一番大切じゃないか?」ということについて。

この2つの言葉、聞いたことありますよね

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
「百聞は一見に如かず」

多分、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。

意味はこんな感じです。

  • 「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
    賢い人は過去の経験(歴史)から学び、自分の経験だけでなく、他人の経験からも教訓を得る。一方、愚かな人は、自分の経験からしか学ばず、他人の経験を参考にしないため、同じ失敗を繰り返す可能性がある。
  • 「百聞は一見に如かず」
    何度聞くよりも、一度見てみる方がよくわかる。

でも、ちょっと待って

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」って言葉、
よく勘違いされてるんですよね。

「経験から学ぶのは遠回りだから、まずは勉強しなさい」みたいに解釈されがちなんです。

特に日本って、勉強が重視されすぎてませんか?
大学の学歴が正義!みたいな。
失敗はできるだけ避けたい。
「とりあえず大学で学んでから、社会に出なさい」って感じで。

でも、社会に出てから「やっぱり勉強したい」って思っても、大学受験っていう高い壁があるじゃないですか。

私は、この考え方にちょっと疑問を感じてるんです。

「まずは経験してみよう!」をもっと大切にしてもいいんじゃないかなって。

だって、高校生の時点で将来やりたいことなんて、はっきり分からないです。
いろんな仕事を経験してから、「あ、これを深く学びたい」って思って大学に行くのも全然ありだと思うんです。


実際にやってみないと分からないことって、めちゃくちゃ多い

「百聞は一見に如かず」の話に戻ると、勉強ばっかりしてても、実践しないと一番大事なことが分からないんですよね。

私、延べ200名のリーダーをやった経験があるんですが、もう本当にそう思います。
失敗もいっぱいあったし、うまくいったこともある。
でも、これって本をどれだけ読んでも、そこに実際に立ってみないと絶対に分からないんです。

現場の熱気とか、働いてる人たちの気持ちとか、人間関係の複雑さとか。

学校で何年も英語を勉強しても全然話せなかったのに、海外に1ヶ月出張に行っただけで日常会話ができるようになった、みたいなことってあるじゃないですか。
あれと同じで、臨場感やライブ感って全然違うんです。


管理職になって初めて分かったこと

リーダーシップの本をたくさん読んでみました。

でも、本に書いてあることと現実の感じ方って、違うんですよね。

本は、正しいことを書いているんですが、人それぞれ性格が違うから、同じことを言っても受け取り方が全然違う。

チームの雰囲気によって、同じやり方でも効果が変わってしまう。
部下のやる気をどうやって上げるか、
落ち込んでる時にどう声をかけるか
—これって、自分にあった良い方法は、現場でしか覚えられないんです。

スタッフとの1対1の面談、本のとおりに話しても、なんか心に響かない。
その人の家族のこととか、将来の不安とか、そういうのを分かってから話すと、やっと本当に必要な言葉をかけられる。
これは絶対に経験でしか身につかないです。

チーム全体をうまく回すのも、試行錯誤の連続でした。
失敗もめちゃくちゃしました。
でも、その失敗があったから、次に似たような場面で
「あ、これはこうした方がいいな」って分かるようになったんです。

それは失敗ではなく、「経験」なんです。


管理職って、実は楽しいんです

どこの会社でも「リーダーになるのは大変、辛い、割に合わない」って雰囲気ありませんか?

確かにワーク&ライフバランスが大事って言われる時代だから、管理職は損だって思う人が多いのも分かります。

でも私、リーダーになったこと、一回も後悔したことないんです。
スタッフには「日本で一番、管理職を楽しんでる人は、私です」って言ってました(笑)

なんでそう言えるかっていうと、自分が成長する、スタッフが成長するのを感じられるのって、すごく嬉しいんです。
チームみんなで目標を達成した時の達成感とか、大変な時期を一緒に乗り越えた時の絆とか。
人が悩んでいる時に、寄り添えることとか。
困難なミッションを、先頭で進んでいくこととか。

これって管理職にならないと味わえないんですよね。

そういう私の姿を見てたからか、後輩たちも「リーダーやってみたい」って言ってくれるようになりました。
経験の価値って、こうやって伝わっていくものなんだなって思います。


経験だけじゃダメ、でも経験がないともっとダメ

もちろん、自分の経験だけじゃ限界があります。
だから歴史とか、他の人の経験からも学ばないといけない。

でも、経験から得られるものって、本当に大きいんです。
そこに少しでも過去の知恵をプラスできれば、もう最高じゃないですか。

私も管理職として判断に迷った時は、本を読みました。
偉大なリーダーたちの話を参考にすることがありました。
でも、その知識が役に立ったのは、自分にも現場での経験があったからだと思うんです。


一緒に経験してみませんか?

「経験」の大切さ、伝わったでしょうか?

正直、私もまだまだ経験不足の脱会社員の分際です。
これからももっといろんな経験を積んでいきたいと思ってます。

皆さんも、経験することを怖がらずに、ぜひ挑戦してみてください!

新しい役割とか、新しい責任とか、新しい環境とか。
最初は不安かもしれないけど、その一歩が、あなたの人生を豊かにしてくれる、私はそう確信してます。

経験に勝るものはないです。
さあ、今日から新しい一歩、踏み出してみませんか?

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